北京音楽:京韵
日本のお正月に比べると中国の春節は、遥かに賑やかだし、お祭り気分もあると思いますが、「お正月気分が薄れてきた」と嘆く人が多いです。生活が豊かになってくれば、昔はお正月にしか食べる事が出来なかったアヒルや魚などの肉類を、普段から食べる事ができるので、お正月の有り難みが薄れるのは確かなことです。 そんな中、北京では伝統が復活する傾向がますます強くなりました。一昨年、22年ぶりに爆竹の規制が緩和しました……
日本のお正月に比べると中国の春節は、遥かに賑やかだし、お祭り気分もあると思いますが、「お正月気分が薄れてきた」と嘆く人が多いです。生活が豊かになってくれば、昔はお正月にしか食べる事が出来なかったアヒルや魚などの肉類を、普段から食べる事ができるので、お正月の有り難みが薄れるのは確かなことです。
そんな中、北京では伝統が復活する傾向がますます強くなりました。一昨年、22年ぶりに爆竹の規制が緩和しました……
上海音楽:月園花好
上海は、他の地域に比べると酒はあまり飲まないし、食べ物も日常とそれほど変わりません。ただし、「初一」になったら、皆初詣へ出かけます。ここで上海の初詣の名所―龍華寺を紹介しましょう。 龍華寺とは、上海でも指折りの名勝です。三国時代に呉の孫権が、夫に先立たれた母の悲しみを慰めるために建立したのが始まりと言われています。そして、こんな有名なお寺では今年も除夜の鐘を鳴らす希望者を募集しています!
上海は、他の地域に比べると酒はあまり飲まないし、食べ物も日常とそれほど変わりません。ただし、「初一」になったら、皆初詣へ出かけます。ここで上海の初詣の名所―龍華寺を紹介しましょう。
龍華寺とは、上海でも指折りの名勝です。三国時代に呉の孫権が、夫に先立たれた母の悲しみを慰めるために建立したのが始まりと言われています。そして、こんな有名なお寺では今年も除夜の鐘を鳴らす希望者を募集しています!
広州音楽:平湖秋月
広州の年末の名物といえば、何といっても「花市」でしょう。 花市はその名の通り、花の市場ですが、年末だけ開かれます。 春節(旧正月)間近になると、大通りが花市に変身、大晦日に家族で必ず花市へ出かけ、金儲けの金柑、長寿の菊など、自分の家に合うお花を買ってくる。
また、美食の天国という広州では、新年の期間中ものたくさんのおいしい料理が味わえます。たとえば、佛跳牆、梅菜扣肉 金銀蛋菠菜、蟹粉絲煲、蝦醤空心菜など……
ハルビン音楽:ヤンコ踊り
中国の最北端黒龍江省の省都ハルピンは、北海道とほぼ同じ緯度にある街です。街にはヨーロッパ風の建築が多く見られるが、同じように西洋建築の多い上海とは異なるロシア風のエキゾチズムが漂っています。
そんなハルピンでは、お正月頃の目玉は、気温マイナス30度を記録する真冬に行われる氷祭りです。氷を削りだして作られる彫刻や氷柱を積み上げて作られる氷の建物は、夜にはカラフルにライトアップされ幻想的な様相を見せます……