自然溢れる鉄嶺に息づく芸術を堪能した後は、「東北シティ」と呼ばれる物流エリアを視察しました。この物流エリアもまた新都市の一部として新たに建設された地帯で、目下正式に機能している印象ではありませんが、新都市の建築物の内装に使われている環境保護型内装資材や業務用自動車両、鉄嶺の一大産業である農産物を始めとし、衣料や金物、自動車用品などを含む様々な商品の取引が行われています。

物流エリアの説明を聞く記者たち=撮影:万兵
この鉄嶺物流エリアは「北京-ハルピン高速道路」と「北京-ハルピン鉄道」のちょうど狭間に建設されており、瀋陽から伸びる電車の線路が「北京-ハルピン鉄道」に平行して敷設されているなど、物流ステーションとしては絶好の条件を備えていることから、既に多くの日本企業も誘致を受けて出店契約を締結しているそうです。
その後この物流エリアの特色ともなっている業務用車両の工場を見学したのですが、やはりまず感じるのは規模の大きさです。一棟一棟の工場がそれぞれ広く設計されており、記者団の大型バスごと乗り入れるという荒業が繰り出されたりもしました。
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