北京
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第33回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議及び東アジア協力に関する一連の首脳会議が15日、シンガポールで閉幕しました。今回の会議は、多国間の共栄をテーマとして行われました。
今年のASEANの輪番議長国であるシンガポールのリー・シェンロン首相は閉幕式で、「ASEAN各国はASEAN共同体を引き続き建設して、強化していく。そして、人材と資源を集中させ、人々の生活レベルを高め、ASEANの開放性と包括性を保っていく」と強調しました。
会議期間中、多国間の協力と共栄互恵を会議のテーマとして、ASEAN各国間及びパートナー国との間で多くの協力文書が調印されました。ASEAN10カ国は電子商取引協議に調印し、ASEANの知能都市ネットワークの枠組みの建設をスタートさせ、ASEAN協力の深化を推し進めていくことになります。
それと同時に、ASEANと中国は戦略パートナー関係樹立15周年という節目を迎え、双方は「中国- ASEAN戦略パートナー関係2030年青写真」を採択して長期的な関係発展を計画しています。リー・シェンロン首相は、閉幕式の記者会見で新華社通信の記者の質問に対して、「この文書によって、ASEANと中国の今後の関係発展の方向が確立された。政治や安全、経済、社会、文化などの分野において、いかにして実務的かつ互恵の協力を進めていくのかなどの内容が含まれている」と述べました。(藍、星)
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