北京
PM2.577
23/19
李克強総理は現地時間の15日午後、シンガポールで、ロシアのプーチン大統領と会談しました。
李総理は習近平主席の挨拶を伝えた上で、「今年は両国元首が数回にわたって会談を行い、新たな共通認識に達した。このほど両国首相の定期会合により、各分野における協力が新しい成果を収めた。双方がこれらの成果を実行に移し、両国関係や協力がさらに大きな発展を実現することを期待する」と述べました。
また、李総理は、「中国とロシアの実務協力には、まだ大きくレベルアップできる余地がある。中国はロシアと、貿易投資、エネルギー、イノベーション、金融などの分野での協力を深め、市場参入を緩和させ、互恵共栄をよりよく実現していきたい」と語りました。
これに対して、プーチン大統領は、「両国のハイレベルによる定期的な意思疎通が重要である。まもなくブエノスアイレスで開催されるG20サミット期間中に習近平主席と会談することを期待している。ロシアは中国と共に、すでに達した共通認識を着実に実行したい。また、エネルギーや航空、科学技術、デジタル経済などの分野での協力を強化していきたい」と述べました。(玉華、星)