北京
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来月5日、上海で、中国で初めての国際輸入博覧会が開幕します。公式ホームページによりますと、これまでに130の国と地域からあわせて2800社以上が出展予定であり、このうち日本の企業が出展社数も規模もトップであるとのことです。
洋食器や金物などを地場産業とし、古くから金属加工業が盛んである新潟県の燕三条にある岡部洋食器製作所。日本は今、人口が減少しているので食器の市場も不景気であり、売上が伸び悩んでいることから、海外に活路を見出そうとしています。そこで、この製作所の岡部高文社長は中国に目を向け、進出を目指しています。
中国では今、通販ショップでこの製作所の商品を買えますし、日系のデパートでもこの製作所のコーナーがあります。岡部社長は、中国側バイヤーとスムーズに交流するため、中国のSNS「Wechat」を利用しており、また、中国での業務拡大に向けて中国語のできる人を採用するつもりです。岡部洋食器にとって、今回の輸入博はまさに業務拡大の最高のチャンスです。
こうした日本企業はほかにも沢山あります。日本貿易振興機構(JETRO)によりますと、今回の輸入博に出展を予定している日本企業の数は380社余りに達しているとのことです。
そして中国人も、輸入博でどんな素敵な日本製品に出会えるのかを楽しみにしています。(Lin、森)
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