北京
PM2.577
23/19
国連のグテーレス事務総長は8日に声明を発表し、トランプ米大統領がイラン核合意からの離脱を表明したことについて、「深く憂慮する」と示しました。
グテーレス事務総長は、「イラン核合意は核拡散防止と外交の分野における重要な成果であり、地域的・国際的な平和と安全につながっている。核合意の実施に関するすべての内容は、核合意によって定められたメカニズムを通して解決し、核合意と直接関わりのない事項については、核合意の維持を前提に解決されるべきだ。これは極めて重要なことである」と強調しました。さらに、グテーレス事務総長は声明の中で、イラン核合意の各参加者がそれぞれの約束を全面的に履行するよう求めるとともに、国連のその他のメンバー国も核合意を支持するようにと呼びかけました。
トランプ大統領は8日、米国がイラン核合意から離脱し、核合意に伴って解除していた対イラン制裁を復活させることを表明しました。これを受けて、イランのロウハニ大統領はテレビ演説を行い、イランは各合意に残留する各側との交渉を進めると明らかにしました。(Lin、謙)
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