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「替天行道」(天に替って道を行う) 前編

2009-04-20 10:26:50     cri    

 

 ある年、梁山という所の元頭の「托塔天王」(梁山にいる人々は皆それぞれのあだ名がある)と呼ばれる晁盖が朝廷のわなに掛かって亡くなったため、新たに選出された「呼保義」と呼ばれる宋江は晁盖の位牌の前で、ぜったい皆と一緒にかたきを討つと誓いました。この時、大富豪の廬俊義は贈り物を持ちながら、養子の燕青と執事の李故を連れて、梁山にいる人々が朝廷に逆らう勢力であることも問わず、兄弟弟子の「豹子頭」と呼ばれる林沖を見にきました。しかし、執事の李故は廬俊義の財産と美人の妻を喉から手が出るほどほしがっているため、ひそかに廬俊義が梁山の勢力を結託することを密告しました。そして、官庁の役人が廬俊義を逮捕してしまいました。こういうことを知った燕青は義父の廬俊義を救い出すため、梁山の皆の助けを求めに行きました。途中、「矮脚虎」王英夫婦と偶然会って、事情を話しました。そこで、王英は廬俊義の行方を探しに行き、一方、妻の扈三娘は燕青と一緒に梁山へ戻ります。(楊)

 

つづく


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