さらに、空中に浮いている灯篭の行列にも驚きました。人民大会堂前の道を北から南へとずらっと、灯篭が空中に浮いていました。中国人のお祭りに欠かすことのできない灯篭(提灯)は、普通、軒下にぶら下げられている装飾品ですが、それが風船のように空中に浮いているとは、これまでになかった発想と言えます。ただし、浮いている灯篭をじっと見つめてみると、下の端がしっかりと透明な糸で固定されているのが分かりました(笑)。
式典まであと3週間。ビニールカバーに覆われている広場の陳列物を眺めながら、一体どのようなセレモニーになるのか、思いをはせています。
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