夢のために努力することを教えたい!
JICA青年海外協力隊員豊岡孝章さんをインタビュー(2)
前回に続いて、「夢のために努力することを教えたい!JICA青年海外協力隊員豊岡孝章さんをインタビュー(2)」をお届けします。
練習場面
――中日両国の子どもの野球について、どこが違うのですか。
日本の子どもは小さいころから、野球に触れて、野球が好きになって、いつの日か甲子園に行き試合をしたい夢があります。これに対して、中国の子どもは野球に関する知識はほとんどなく、とりあえず始めたスポーツなので、夢として、またそれに向かって頑張る気がありません。気持ちが違います。
――これらの子供たちに、あるいは中国の野球事業について、どんな期待をかけているのですか。
自分がどんな夢があり、自分の努力を通じてどんな目標を達成するかということを知る子どもは少ないです。ですから私は彼らに野球のために、さらには夢のために全力を尽くすことを教えたいです。
日本での試合は負けましたが、でもみなよく頑張りました。進歩があったと思います。勝ち負けは重要ではなく、野球の文化、礼儀、知識、精神、雰囲気、チームワークなどを身につけたほうがさらに重要です。
もちろん、これらの子供たちが大きくなったら、野球を教えるような人になれば最高ですよ。こうなると、中国で野球をする人が増えてくると思います。
バット、ボール、クローブなど野球をやる装備。中国の野球装備は少なくて、値段も高い。その多くは日本各地からの寄付です。
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