夢のために努力することを教えたい!
JICA青年海外協力隊員豊岡孝章さんをインタビュー
日本国際協力機構であるJICAは、日本の政府開発援助(ODA)の実施機関であり、中国を含むアジアを始め、アフリカ、中南米などの開発途上地域で開発援助を行っています。援助の内容のひとつは、対象国の要望により、ボランティア(青年海外協力隊員)を派遣することです。豊岡孝章さんはそのボランティアの一人です。
子どもを指導している豊岡さん
豊岡孝章さんは2010年7月に中国河北師範大学付属小学校に派遣され、子供たちを教える野球の先生になりました。特別な理由がなければ、協力隊員は二年の間に一回だけが日本に戻り、家族に会います。しかし、豊岡さんはこの得がたいチャンスを利用して教え子達を日本に連れて行き、日本の子どもたちと交流試合をさせました。
インタビューを受けている豊岡孝章さん
――どうしてボランティアとして中国へ来て、野球の先生になったのですか。
小さいころから野球が好きであり、6歳からずっと野球をやっていて、高校三年生のとき全国高等学校野球選手権大会に進出する福岡県の準優勝に参加したことがあります。
また、小さいころには国際的なことにもものすごく興味があり、JICAが海外に協力隊員を派遣することも知りました。それでこの青年海外協力隊は野球のボランティアもあることを気づいてから、この自分が好きな野球を外国の子どもたちのために何か役立てることができるのではないかと、ずっと思っていて、ですからこれをみつけて、この野球のボランティアをやりたいということで、決意して中国に来ました。
練習場面
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