北京での生活が長く続くと「今後は日本で活動するの？」「中国で活動するの？」と聞かれることがあります。わたしはその両方で、チャンスがあればさらに他の国へも活動の場所を拡げていきたいです。国という単位で制限されることのない、世界中に通用する作品を作ることがわたしの目標です。中国と日本の2つの国で培われてきた芸術家の目は、5年後にはヴェネチアビエンナーレにも出れるくらい成長しているはず！そう思っております。それを実現できるよう、一日一日を大切に、自分を信じて制作に励みます。

　これから先、作品を発表する場などで今この文章を読んでくれているみなさんとお会いできたらとてもうれしいです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。（司馬蕗楠）

　「これからの中日交流を支える若者たち」第10弾、いかがでしたか？「これ若」シリーズは、リニューアルのためほんの少しお休みとなります。パワーアップして帰ってくるのか、新たなシリーズの始まりとなるのか。引き続きお見逃し無く！