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米副大統領、中国を訪問

2011-08-17 15:33:53     cri    

























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 アメリカのバイデン副大統領は17日夜北京に到着し、3回目の中国公式訪問を行います。今世紀の初め、バイデン氏は上院の対外関係委員会議長として中国を訪問しています。また、改革開放直後には、議員の一人として中国に来ています。今回は、中米両国が達した共通認識を確かなものにするため、オバマ大統領の補佐として中国を訪問します。滞在中の5日間、バイデン副大統領は胡錦涛国家主席、呉邦国委員長、温家宝首相、習近平国家副主席とそれぞれ会談します。また、習近平国家副主席とともに両国の企業の代表との座談会にも出席する予定です。

 オバマ大統領はかつて「バイデン氏は中産階級に根付いた外交の専門家である」と述べています。実際、バイデン氏は軍事コントロール、核不拡散、アメリカと第三世界との関係などで、優れた功績があります。オバマ大統領の外交政策におけるバイデン氏の役割について、中国近代国際関係研究院アメリカ研究所の袁鵬所長は次のように述べています。「外交政策をコントロールしようとするチェイニー前副大統領、そして、大統領になることを目指していたゴア元副大統領と違って、バイデン氏は大統領になるつもりも、大統領の代わりに行動することも考えていない。選挙を控え、オバマ大統領が、国債と経済問題の解決に集中しようとしているこの時期、外交能力があるバイデン氏は、外交問題をより多く担当すると予想される」 。

 また、今回の中米首脳会合の重要なテーマは、アメリカの債務危機を巡る経済問題になるのではないかとメディアは予測しています。このことについて、袁所長は、中国はアメリカの最大の債権国として、アメリカにある資産の安全を懸念するのは当然だとして、次のように話しています。「バイデン氏は先ず、中国に対して、アメリカの債務危機の本質について説明するだろう。何故なら、アメリカ側から見れば、所謂債務危機は、経済問題ではなく、債務に関して2つの党派間の単なる意見の食い違いでしかないからだ。また、格付け引き下げはアメリカ国債の安全性の低下を意味しているものでもないという説明もするだろう。アメリカ経済が回復し、引き続き成長を続けられるかどうかは、双方がともに関心を持つ課題である。アメリカは両国の経済貿易協力を進める上で、中国が一層の努力をするよう期待する。一方、中国は市場経済の立場についての問題やハイテク技術移転問題、アメリカへの投資問題などについて関心を示すと思われる」。

 なお、今回、バイデン副大統領は四川省へも赴く予定です。これについて、国際問題研究所の曲星所長は次のように述べています。「中国の中部と西部の山岳地帯は、経済成長が速いものの、基盤は脆い。この現状は、改革、発展、安定の関係を鮮明に反映しているものだと思う。アメリカの副大統領として、中国の奥地の様子を自分の目で見ることは、中国をより客観的かつ公正に評価することになるのではないだろうか」。

 「中国はアメリカの同盟国ではないが、友好国になれる」というバイデン副大統領の言葉が思い出されます。  

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