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米国債危機の中国経済への影響

2011-08-12 17:05:59     cri    

























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 最近のアメリカ国債の危機と長期国債格付けの引き下げは、世界の金融市場で連鎖反応を引き起こしました。株価は暴落し、金の価格は高騰しています。これは世界の二大経済大国であり、アメリカにとって最大の債権国である中国に、どんな影響を及ぼすのでしょうか?

 アメリカ議会は財政赤字削減を法案可決の条件に、連邦債務上限引き上げ法案を可決しました。これによって、FRB・アメリカ連邦準備制度理事会はこのほど、連邦基金がゼロから0.25%という史上最低の水準を少なくとも2013年まで維持する方針を明らかにしました。これについて北京放送記者が中国国家発展改革委員会の張暁強副主任に話を聞きました。張暁強副主任は、「主要な準備通貨の発行国であるアメリカは、通貨と言う道具を振り回し、世界的なインフレの深刻化を招きかねない。中国を含む多くは、アメリカの経済回復のために勘定を払わざるを得ない。今のところ、中国の外貨準備高は3兆2000億ドルである。この状況下で、もしアメリカが世界のインフレが一層進んでいくような緩やかな通貨政策を行えば、中国経済にマイナスの影響を及ぼすことになる」と述べました。

 張副主任はまた「マクロ経済の立場から見れば、欧米など国の債務危機はより多くの問題を引き起こしかねない」と述べました。その上で、「歴史上かつてない深刻な金融危機を経験した後、各国は国際金融体系を改革しなければならないと強く意識した。改革は、国際経済秩序における不合理な点の解決や南北格差拡大など課題を含んでいる。ただ、債務危機や高い失業率に苦しんだ一部の先進国は保護主義が台頭しつつある。これは世界経済の枠組み改革や世界の不均衡問題解決に非常に不利である」と指摘しました。

 世界経済が深刻化しつつある背景の下で、中国がいかに対応するかについて張副主任は「中国全人代が可決した『第12次五カ年計画要綱』で、戦略的な意義を持つ重要な措置がまとまった。この重要な措置を着実に実施する鍵となるのは、発展バターンの転換、経済構造の戦略的な調整、科学技術の進歩、革新的な管理などである。これらを着実に実施することで、中国の発展に結果をだすことができる」と強調しました。

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