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木鼓文化を崇拝するワ族の伝統音楽

2011-11-18 14:38:29     cri    






















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 ワ族は中国西南部の雲南省に暮す少数民族で、2000年前からプーラン族やトーアン族などの少数民族と共に怒江山脈南部の山間部で生活してきました。ワ族の「ワ」は「山の中で暮らす者」という意味があると言われています。深い霞に包まれたアワ山に暮すワ族の人々は万物に魂があるとする自然宗教を信仰し、ほぼすべての祝日に祭祀を行います。また、祭祀の時の踊りはワ族にとって欠かせない大切な伝統です。

 ワ族の人々はみんな歌と踊りが得意で、「話をするより唄うことが多く、歩くよりも踊る方が多い」と言われるほどです。雲と霧に包まれるアワ山からも、そして美しいワ族の村からも抑揚のある歌声と木鼓の音が聞こえてきます。木で作った太鼓・木鼓はワ族のシンボルと言われています。ワ族の人々は太鼓を天と交信するための神器として非常に大事にしています。この太鼓は15年から20年に一度作りかえられ、それに合わせて盛大なお祭りも行われます。

 ワ族には太鼓にまつわる多くの古い伝説があります。ワ族の初めての木鼓は朽ちた丸太だったそうです。昔、ワ族の人々が 野獣と戦った時、無意識にこの丸太を叩くと、丸太が心を震わせるような雄たけびを上げました。この音を聞いた野獣は驚いて逃げていったそうです。ワ族の人々は神様がこの丸太に舞い降りて、人間を救ったのだと思い、丸太の形を真似て木鼓を作るようになったのです。その後は毎年、木鼓を祀って豊作、平穏、子孫繁栄を祈っています。

 1曲目「跳動的篝火(揺れるかがり火)」

 曲の冒頭部分は、流れる水のような古筝の音色が軽快なリズムを刻み、聴く人を山々に囲まれる美しいワ族の村に引き込みます。そして躍動感あるメロディーは祝日の夜、ワ族の人々がかがり火を囲んで歌ったり、踊ったりお酒を飲んだりする楽しい場面を描いています。

 2曲目「古老的伝説(古の伝説)」

 曲の中に二胡は太鼓のリズムに伴い、音楽の言葉で古の伝説を語りました。

 3曲目「村荘的呢喃(村のささやき)」

 この曲は笛やバウ、土笛などの伝統的な民族楽器でワ族の長い歴史を語っています。曲の中の土笛の素朴な音色は人々を美しいアワ山へと誘います。夕日の中を、古いワ族の村からの子守歌が流れ、静かな村が何とも言えない神秘的な雰囲気に包まれます。

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