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作曲家・何占豪さんによってアレンジされた貴州省民族音楽

2011-08-26 10:09:07     cri    
























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 広大な中国の大地は56の民族を育んできました。そして、この大地に生きる各民族と各地域の特色ある音楽は多彩な中国の音楽世界を作りました。優雅な江南地区の伝統音楽や情熱的なモンゴル草原の響き、華やかな京劇、そして西南地方の少数民族の美しいハーモニー・・・・・・。この番組では中国各地の心を揺さぶる旋律と音色をご紹介していきます。皆さん、ご一緒に中国民族音楽のルーツを探りましょう。

 何占豪さんは1933年、中国東南部浙江省の農家に生まれました。地方劇の演出で生活を支えていた何占豪さんのお父さんは息子に自分のような貧しい生活を送らせたくないため、借金をして彼を杭の杭州の中学校に就学させ、息子が将来インテリになることを望んでいました。しかし、音楽と切っても切れない「縁」を持つ何占豪さんは、やがて上海音楽学院に入学したのです。そして大学在学中、中国初のバイオリン協奏曲「梁山泊与祝英台」を創作し、この作品で何占豪さんの優れた音楽の才能を皆に知らしめたことから、彼は中国の音楽界で不動の地位を築き上げました。

 貴州省は中国西南部に位置し、資源が豊富で、貴重で美しい景色が多いことからナチュラルガーデンと呼ばれています。ここにはトウチャ族、ミャオ族、ブイ族、トン族、イー族、コーラオ族、スイ族など、多くの少数民族が暮らしています。これらの民族の間に伝えられてきた多くの美しい民謡は中華民族の音楽宝庫です。

 作曲家何占豪さんがこれらの美しい貴州省の民謡を基にアレンジした音楽は多くの人々に喜ばれています。何さんは「私は中国の音楽人として中華民族の音楽に貢献すべきだと常に考えている。中国の伝統楽器である二胡や琵琶などは何故、バイオリンやピアノのように世界的にメジャーな楽器になれないのか。それは、このような民族楽器と西洋楽器とを組み合わせた世界的な音楽作品が少ないからだろう。だから私は1980年代から中国の伝統楽器と西洋楽器とを組み合わせる交響曲作品の創作に取り組み、多くの二胡協奏曲と古筝協奏曲を創作した」と話しました。

 何占豪さんが貴州省の民謡を基にアレンジした「上茶山(お茶の山に登る)」、「酒礼歌(お礼の酒の歌)」などの曲は二胡や笛など伝統楽器を中心に、西洋楽器をうまく取り入れており、古い伝統音楽に新しい活力を注ぎました。

 今回の中国メロディーは、中国の有名な作曲家何占豪さんが貴州省の民謡を基にアレンジした音楽を特集しました。番組の中でご紹介したのは「上茶山(お茶の山に登る)」、「酒礼歌(お礼の酒の歌)」、「桂花开放贵人来(キンモクセイが咲き高貴な人来る)」の3曲でした。

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