中華料理の中で一番好きなお料理は何ですか?酢豚?マーボー豆腐?それともピーマンとお肉の炒め物ですか?私の知り合いの日本人には、トマトと卵の炒め物を好きな人が少なくありません。トマトと卵の炒め物は一見普通の料理のようですが、実は意外にも栄養素が多くて体によいのです。今日の番組ではこのトマトと卵の炒め物についてご紹介したいと思います。
まず、トマトには豊富なカロチンとともにビタミンBとCが含まれていて、特にビタミンPの量は野菜の中では一番です。そのため、壊血病(かいけつびょう)の予防、血管の保護、肌の潤い、血圧の低下、消化などに効果があります。
そして、トマトに含まれるリコピンには心臓血管を保護するビタミンやミネラルがあり、心臓病の発作を減少できるとともに、すい臓癌、直腸癌、喉頭癌(こうとうがん)、口腔癌(こうくうがん)、乳がんなどの発病リスクも抑えることができます。
一方、卵はもともと栄養たっぷりの食べ物で、たんぱく質、脂肪、レシチン、ビタミンと鉄分、カルシウム、カリウムなどのミネラルが含まれています。もっとも優れた点は、卵には自然界の中でも一番良質なたんぱく質があります。卵に多く含まれているDHAとレシチンなどは神経システムや体の成長に非常に大きな役割があり、脳の発達を促進し、年配の人の知力衰退を防ぎ、記憶力が高められます。
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