ヘルシー中国の時間となりました。お相手の王穎穎です。そろそろ11月になりますが、北京は最近すっかり寒くなってしまいました。日中の最高気温が15度を下回って、最低気温は一気に4、5度ぐらいまで下がりました。皆さんのところはいかがですか?寒くなると、足が一番感じますね。もしお風呂につかる時間がなくても、足湯をすると気持ちよいのです。人の第二の心臓と呼ばれる両足には、内臓のそれぞれの反射区がありますので、暖かいお湯で足湯をすれば、これらの反射区を刺激し、人体の血液循環を促進し、内分泌を調節でき、病気の予防などの効果があります。
では、足湯のコツを覚えておきましょう。
時間は長ければ長いほどよいのではありません。熱いお湯から冷めるまでずっと足湯をする人、あるいは熱いお湯を入れ続け、1時間か2時間ぐらい足湯をする人が少なくありませんが、実はこれは誤ったやり方です。足湯では背中あるいはひたいにすこし汗が出るくらいがちょうど良いのです。そして、毎日寝る前に20分ぐらい足湯をすることをお薦めします。
湯の温度は38度から43度ぐらいが最適です。頻度については、毎日足湯をしてもかまいませんが、足裏マッサージは3日に1回の割合がよいのです。
もし本当に病気になった場合は、もちろん医師の治療を受けなければなりません。しかし、現在は半健康、亜健康状態の人が多いので、このような人は足裏マッサージをすると効果的です。たとえば、不眠症、便秘、慢性の胃炎、更年期など薬の効果がはっきりしない場合、足裏マッサージが効きます。
また、足湯は寝る前のほかに、朝にしてもいいのです。それは長い時間同じ姿勢で寝た後は、血液の循環が不調になっているので、朝起きて足湯をすると、血液循環を促進するからです。そして朝の足湯は脳をリラックスさせ、元気をつけ、一日のよいスタートとすることができます。
夜に足湯をする場合、時間は午後9時頃にしましょう。そのときの腎臓は割りと弱くなっている時間帯ですから、この時間帯に足湯をすると、腎臓に一番いいのです。足湯をすると、体にエネルギーが増え、血管が拡張し、血液の循環がよくなります。同時に、緊張した一日の神経や疲れた腎臓は、足湯をすることにより、とてもよいケアになり、調節もできて、心身ともにリラックスすることができます。
では、皆さん、いかがですか?日本人の皆さんはお風呂につかるのにはなれていますから、お風呂につかると、もちろん足湯ができていますね。そのときは、自分で足裏マッサージをするとより体にいいのですから、試してみてください。そして出張や旅行などお風呂につかれないときは、足湯をしてみてください。
ヘルシー中国は今日ここまでです。また来週お会いしましょう。
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