12月の半ばに入りましたが、北京はもうすっかり真冬の気配です。この真冬の季節には何を食べると寒さに対する抵抗力を高めることができるのでしょうか?しかし高カロリー、高コレステロールのものはよくありません。今日の番組でご紹介する食べ物は、寒さに強くなるばかりか、余分な脂肪をなくし、冬のダイエットにもよいのです。
葡萄。葡萄や葡萄のジュース、そしてワインにはコレステロールを抑える天然物質のレスベラトロールが含まれています。ですから、高血脂血症の患者のもっともよい食べ物のひとつは葡萄なのです。
牛乳。牛乳には豊富なオロチン酸とカルシウムが含まれ、動脈の血管にコレステロールが沈着するのを防ぎ、コレステロールを合成する酵素の活性を抑える効果があるため、コレステロールを減らすことができます。
トウモロコシ。トウモロコシにはカルシウム、リン、セレニウム、レシチン、ビタミンEなどが豊富に含まれ、ともに血中コレステロールを低下させる役割があります。インディアンには高血圧、心臓病にかかる人はほとんどいません。それはインディアンがトウモロコシを主食としているためで、病気の予防に大いに役立っています。
りんご。りんごにはペクチンやセルロース、ビタミンCなどが豊富にあり、脂肪を分解する役割があります。一ヶ月の間、毎日りんごを二個ずつ食べ続けると、ほとんどの人の血液中の悪玉コレステロールと呼ばれる低比重リポ蛋白コレステロール値が低下したという研究結果が出ています。
にら。にらにはカルシウム、鉄分、糖分、たんぱく質、ビタミンAやCのほか、大量の繊維素などが含まれていて、胃腸の働きを促し、便秘の改善に効果があります。そして、腸の中の不必要な栄養分を排除することができます。この中にはもちろん余分な脂肪も含まれています。
たまねぎ。たまねぎには前立腺素Aが含まれています。この成分は血管を拡張し、血圧を下げる作用があります。さらに、たまねぎに含まれているアミノ酸は動脈硬化を防ぐことができます。ですから40歳以上の人にはお勧めの食べ物です。
そして、しいたけ、冬瓜、にんじん、昆布などの食べ物は冬に食べるのをお勧めします。冬の寒い日に、皆さんはよくお肉などを食べて、脂肪を増やし、寒さに対抗していますね。しかし、脂肪を摂取しすぎると、体にはよくないのです。ですから、今日番組でご紹介した食べ物を食べるようにしてください。そして、余った脂肪を分解して、健康的な冬の食生活を送りましょう。(ooeiei)
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