中国の東南部に位置する無錫は、今から2500年ほど前の呉の時代の都です。3000年の歴史を持つ古い町で、昔から美しく、豊かな都市で知られるこの無錫は『江南の名城』と言われています。
無錫は北に長江、南は太湖に臨み、西は南京、東は上海に接しています。 四季がはっきりしていて、物産が豊富で、中国では、「米と魚の故郷」と謳われています。毎週この時間は今日の無錫の様子をご紹介しています。
先週のこの時間は無錫の新エネルギー企業・江陰遠景エネルギー科学技術有限会社の起業、発展についてお話しました。今日のこの時間も引き続きご紹介します。
江陰遠景エネルギー科学技術有限会社の取締役・張雷さんはこのほど、北京放送のインタビューに応じ、「今、わが社は風力発電の核心的技術の面で進んだレベルを保ち、特に、1兆5千万キロワードの風力発電機に87メードルの羽根車を取り付け、発電率は普通の発電機より10%以上を増加した」と紹介しました。
会社の創設者として、張雷さんは「より多くの人材を網羅し、人材の力を充分に生かせることは会社の長期的な発展を保つ原動力である」と意識しました。
現在、当社は200人余りの人材団体を有しており、修士以上の学歴を持つハイテク人材は40%を占めています。特に、会社の研究開発部門の人材はいずれも世界の進んだ風力発電企業から導入した優秀な技術開発人材です。これらの人材からなる団体は進んだ技術と優れた協力意識を持ち、平均年齢が35歳に足りない活気に溢れる若い団体です。
また、革新は企業が勝利を収める道であるという理念を提唱している張雷さんは人材団体を率いて、風力発電技術の最先端技術を目指し、多くの難題を克服し、企業が中国及び世界の風力発電分野での進んだ地位を築きました。
現在、江陰遠景エネルギー科学技術有限会社はアメリカ、デンマーク、上海で支社を設立し、無錫の江陰市にある本社の風力発電団体は博士8人、修士30人の人材を集めました。このほか、デンマークにある会社の研究開発センターは世界最優秀の風力発電人材を集めており、これらの人材がいずれも数十年に渡って風力発電に携わるデンマークの風量発電の専門家です。
会社の未来について張雷さんは「今年、会社の年間売上高は40億元大台を突破し、国家クラス風力発電検定センターを設立し、海外で多国間協力研究発展機構を創設する見込みだ。要するに、会社を世界的な進んだ低炭素技術とクリーン技術集団にさせるために取り組んでいる」としました。
無錫シリーズ、今日は無錫市の新エネルギー企業・江陰遠景エネルギー科学技術有限会社の起業発展についてお話しました。
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北京放送・中国国際放送局日本語部「無錫シリーズ」の係です。
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