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無錫緑羊農場(前編)

2011-04-06 14:05:40     cri    
























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 中国の東南部に位置する無錫は、今から2500年ほど前の呉の時代の都です。3000年の歴史を持つ古い町で、昔から美しく、豊かな都市で知られるこの無錫は『江南の名城』と言われています。 無錫は北に長江、南は太湖に臨み、西は南京、東は上海に接しています。 四季がはっきりしていて、物産が豊富で、中国では、「米と魚の故郷」と謳われています。

 ここ数年、無錫で人気を集めているエコ農業は、観光客たちが無錫の農業の現状や美しい農村風景を楽しむ新しい観光の窓口となっています。このほど、北京放送の記者は無錫市錫山区にある緑羊温泉農場を訪れ、その美しい江南地方の田園風景にすっかり魅了されました。

 無錫シリーズ、今日は「緑羊温泉農場にスポットを当ててご紹介しましょう。

 娘さんを連れてここで遊んでいる外資企業で働く黄さんは「ここの風景は非常に美しい。まるで桃源郷のようだ。都会で暮す人々は生活リズムが早すぎることから、ストレスがたまっている。ここで美しい自然を目の当たりにして、心身ともに癒すことができ、気に入っている。」と話しました。

 2003年に建設された緑羊温泉農場は、敷地面積が66ヘクタールに達し、エコ農業やレジャー施設、観光などを一体化した綜合的観光施設です。農場は、生産基地やゴルフ練習場、温泉、釣堀、果物と花の栽培エリアなどからなっています。紹介によりますと、2010年までに農場の総面積は当初の66ヘクタールから100ヘクタールまでに拡大し、投資額が1億元余りを超えたということです。

 一般の農場を、人々を引き付ける観光農場にするにはそれなりの特色がなければなりません。この農場の特色について、

 取締役の富勇さんは「まず生態農業に立脚点を置き、温度の自動制御が出来るハウス栽培面積が2万平方メートルに達し、珍しい苗木10種類余りを導入し、その栽培面積が4ヘクタールにも達している。また、灌漑ステーション3つ、排水溝2キロメートルを建設した。更に農場の周りに面積にして1.4ヘクタールの保護林を作った。これら保護林は農場の生態保護と環境美化の面で大きな役割を果たしている」と話しました。

 緑羊温泉農場はまた、次の3つの面で力を入れています。一、農業大学や林業大学から専門家を招き実地指導をしてもらうこと。二、科学技術人材を導入し、農場自身の技術力を強めていくこと。三、高いレベルでインフラ施設を建設するということです。こうして、緑羊温泉農場は2006年11月国家農業観光審査グループの審査を経て、中国農業観光のモデルケースとなりました。

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