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ラサの第1小学校

2009-04-21 14:28:54     cri    

 今年はチベットで民主改革が実施されて50年になります。

 ここ50年間、チベットの教育事業が大きく進展しました。

 過去、封建的な農奴制度の下で、貴族しか教育を受けることが出来ませんでした。今日になって、各民族の子供は学校に通い、平等に教育を受けることが出来るようになりました。

 

 ラサ第1小学校は1952年に、新中国成立後、チベットで設立された初の公立小学校です。

 現在、在校生は1800人で、ほとんどチベット族の子供で、漢族やそのほかの少数民族は約3分の1を占めています。

 新学期の初め、記者はこの学校を尋ねました。構内に入ると、ちょうど休憩時間で、多くの生徒たちは広場でサッカーをしたり、楽しく遊んでいました。授業のベルが鳴ると、生徒たちはさそっく教室に戻り、教室からおおらかな読書の声が伝わってきました。

 6年生にとって、中学への入学試験は大きな試練であり、一つのチャンスでもあります。チベット族のテンジン・プンツォクさんは6年生です。彼は、「入りたい中学校を目指して、入学試験に全力を挙げている」と記者に対して次のように話しています。

 「まもなく卒業し、中学に入る。学んだすべての科目を復習し、入学試験に備えています。一番希望するのは内陸のよい学校に入ることです。このため、ほとんど遊べず、一所懸命勉強しています」

 チベットの教育事業を支援するため、教育条件が整っている内陸の省や市でも、チベットクラスを設け、チベットの学生の学習と生活に便宜を提供しています。テンジン・プンツォクさん、「上海のチベットクラスに入りたいのです。上海は大都市で、教育レベルも全国で指折りのものです。その試験に自信を持っている」と話しました。

 ラサ第1小学校は教科書の知識を重視しているだけでなく、総合素質の養成も重視しています。教師の呉蜀(しょう)崇さんは、「入学の申請で、学校は子供の趣味などについて調査し、趣味によって、クラスを分け、特別授業を設けました」と次のように話しています。

 「どのクラスにも特別授業を設け、筝などの民族楽器を教えています。うちの学校の民族楽器は有名です」

 

 また、教師の陸林華さんは「学校はよく豊富多彩な集団活動を組織しています。スポーツ祭りがありますが、生徒を大型体育場へ連れて行ったりします。芸術祭のとき、よその学校へ行って、一緒にイベントを行います。子供たちは非常に喜んでいるのです」と話しました。

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