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台湾青年代表団の北京の旅

2009-04-02 14:16:05     cri    

 正月の楽しい雰囲気に包まれた2月7日、中華民族の伝統的なお祭り「元宵節」の前夜、「中国台湾同胞連合会2009年台湾同胞青年冬キャンプ」が北京で開幕し、台湾の60の大学の238人の大学生が参加しました。

 中華全国台湾同胞連合会の主催による活動はすでに15年にわたって行われ、台湾海峡両岸の青年交流活動の重点となり、台湾青年の大陸に対する理解を深め、両岸青年交流の架け橋となっています。

 キャンプの開幕式で、台湾青年は原住民の風格を持つ歌と舞踊を披露し、大いに歓迎されました。台湾の若者リーダー厖春林さんは「ここ数年間の活動を通じて、青年学生が大陸に対する見方を大きく変えた。特に、去年から、両岸関係が大きく変化し、往来が盛んになった」と話しました。

 2月9日の朝、隊員は万里の長城や故宮、頤和園など北京の名勝旧跡を見学した後、首都師範大学や首都医科大学、中央民族大学を訪ねました。

 冬休み中の中央民族大学の構内は静かなものです。しかし、9日の午後、両岸大学生はここに集まり、学校は直暖かい雰囲気に満ち溢れていました。各民族の学生と台湾原住民の学生は直ちに友人になりました。

 台湾からの学生たちは色鮮やかな民族服をまとい、興味津々に学校のシンボルの建築物・中恵楼を見学し、中央民族大学の教授が画いた壁画が人々の目をひきつけました。また、構内の民族博物館で台湾の14の原住民族の歴史に関するデータと展覧を見ることが出来ました。多くの人は、ここにこんなに貴重なデータが揃っているなど思いもよりませんでした。

 台湾のフノウ族の学生は記者に対し、「博物館の中で、各民族の服飾に目を奪われた」と話しました。

 見学した後、中央民族大学の張海洋教授は台湾の学生たちのため、「海峡両岸少数民族の大学生の養成と成育」という講座を行い、大いに歓迎されました。

 そして、台湾屏東大学原住民族教育研究センターの林春鳳教師は記者に対し、「ここ数年、台湾原住民族の教育についての研究は、これまで弱点に目をおくことから、少数民族の優位性を示すようになった。両岸の学生の交流はわれわれを大きく啓発した」と次のように話しています。

 「今回の交流によって、私は多くのチャンスと舞台は少数民族に属するものとつくづく感じた。交流は話と文芸公演だけではなく、これは正面の力になるだろう」

 中央民族大学の刀波副校長は「台湾青年学生との交流は大陸の少数民族大学生の視野をより広げた。両岸同胞の理解と認識を強化した」と次のように述べています。

 「われわれ少数民族の学生はほとんど辺境地区から来たので、台湾の学生も特徴がある。たとえば、彼らの国際的な視野は広いものだ。少数民族の学生は一緒に集まり、非常に良好な関係を結べたことはすばらしいことだ」

 2月10日、北京の訪問を終えた後、台湾の大学生は黒龍江省や吉林省、遼寧省を訪れました。

 両岸の青年は今後より緊密な友情に結ばれていくでしょう。科学教育衛生の時間、今日は台湾青年代表団の北京訪問についてお伝えました。では、今日はこの辺で。(トウエンカ)

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