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中国、さらに積極的な姿勢で国際事務に参与

2013-03-09 19:31:13     cri    

























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 中国の楊潔チ外相は北京で行われた記者会見で、「今後、中国は平和発展、協力共栄の方針の指導の下、さらに積極的な姿勢で国際事務に参与していく」と表明しました。今日の中国リポートは、楊潔チ外相の記者会見での発言をまとめてお伝えします。

 今、中国は国際政治、経済分野での地位が絶えず上昇していますが、今回の記者会見では「今後中国が国際事務でどんな役割を担っていくのか」が焦点となりました。楊外相はこれについて、「21世紀の国際多国間体制は、代表性の拡大と公正さの向上、実効性を強化すべきだ。中国は国際体制の参加者、建設者、貢献者であり、さらに積極的な姿勢で国際事務に参与し、国際体制を更に公正かつ合理的な方向に発展させるため、あるべき役割を発揮していく」と述べました。

 中国は今、さまざまな外交問題に直面しています。ここ数年、中国の周辺情勢は日増しに複雑になり、海洋権益での紛争と島嶼を巡っての争いは2012年の中国外交のキーワードとなりました。これについて楊外相は中国周辺環境において複雑な要素は以前より多くなったと認めた上で

 「国家の領土主権と法的権益を維持するという我々の意志は堅い。その一方で協議と交渉を通じて、紛争を適切に処理、解決し、地域の平和と安定を維持するという願いも誠実なものだ。中国は依然として隣国との友好とパートナーシップを推進するという政策を堅持し、隣国と良い関係を保ち、恩恵をもたらしていく」と述べました。

 2012年、日本政府のいわゆる「釣魚島購入」で、中日関係は冷え込み、現在も緩和の兆しはありません。中日関係の行く末について楊外相は、「日本は現実を正視し、的確に誤りを正し、事態のエスカレートを防ぐため、中国とともに対話を通じて適切に問題を解決すべきだ」と述べました。また「日本側の行為は中国の領土主権を侵犯した。中国側の措置は、政府と人民の領土主権を守る強い意志と決心を示したものだ」とし「歴史を正視することは中日関係発展の重要な基礎だ。日本の軍国主義が侵略戦争を引き起こし、中国を含むアジアの被害国の国民に深刻な被害をもたらした。歴史を尊重してこそ未来を勝ち取れる。日本は歴史を正視し反省しなければ、アジアの隣国との良い関係を築くことはできない」と強調しました。

 このように複雑化する周辺情勢に対応すると同時に、アジア太平洋というプラットフォームで米国との関係にどう対処していくのかが重要な問題となっています。楊外相はこれについて、「アジア太平洋地域は中米両国の利益が集中し、互いに作用している場所だ。中国は、アジア太平洋地域において米国が建設的な役割を発揮することを歓迎するが、米国も中国の利益や関心を持つ問題に配慮すべきであり、アジア太平洋地域の問題は、同地域内の国同士が解決すべきだ。中国は同地域の問題に関する中米対話と協力を推進し、この地域の平和、安定と繁栄を促していきたい」と述べました。

 さらに朝鮮の核実験とシリア危機などの国際問題について、楊外相は、「中国は始終、制裁は安保理の目的ではなく関連問題を解決する根本的な方法でもないと考えている。表面上と根本にある問題を一気に解決し、対話を通じて全面的にバランスよく関連各方面が注目する点を解決することが、問題解決の唯一の道だ」と説明しました。

 中国リポート、今日は、楊潔チ外相の記者会見での発言をまとめてお伝えしました。(白昊、吉野)

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