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国内外専門家「変化する世界と発展する中国」に注目

2012-11-29 15:23:32     cri    

























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 「現代世界多国間対話会議」が28日北京で閉幕しました。30の国と地域からシンクタンクや国際機関の専門家、学者らが一堂に会し、「変化する世界と発展する中国」というテーマをめぐって突っ込んだ意見交換を行いました。多くの専門家は「変化しつつある地域と国際情勢は多くの課題をもたらしたにもかかわらず、中国は依然として重要な戦略的チャンスに恵まれており、チャンスは課題より多い」との見方を示しています。

 「21世紀はアジア太平洋の世紀」だという点で、会議に出席した多くの専門家の観点は一致しています。アジア太平洋地域の情勢や、発展と変化はこの地域の国々の発展と安定に関わるだけでなく、世界の政治と経済情勢にも影響を与えています。これについて、中国人民大学国際関係学院の金燦栄副院長は「アジア太平洋地域の安全情勢は複雑な変化に晒されている。まずは構造的な変化、そして地域的な問題が目立ってきたという点だ。構造的な変化とは、中国とインドの発展に伴い、地域問題への介入が積極的になっているという事であり、また、一部のASEAN(東南アジア諸国連合)諸国も急速に発展し、ロシアの対アジア投資も拡大している。加えて、アメリカはこの地域における支配の再構築を狙っている。構造的な変化は地域的な問題を生み出す。例えば、海上問題がこれに当たる。この他、アジア太平洋地域では、一部の国のナショナリズムが強まっている」と述べました。

 アジア太平洋地域の複雑な情勢は中国に挑戦をもたらしています。釣魚島問題や南海問題について、米ワシントン大学国際政治研究所のヘルマン主任は、「対抗と衝突よりも、経済発展が一貫してこの地域の諸国が優先すべき共通認識だ」と述べ、さらに、「南海問題において、中国はフィリピンやベトナムなど、一部の国から挑発を受けている。しかしこれはたいした問題ではない。中国とASEANの自由貿易圏の設立や経済、軍事協力に影響を与えるものではないだろう」と語りました。

 中国上海科学院の黄仁偉副院長はヘルマン主任の意見に賛成し、「中国は挑戦をチャンスとして捉える能力がある」と考えています。黄副院長は、「中国はアジア諸国と共に利益共同体を作ろうとしている。アメリカ国債の購入資金の一部をアジア市場に投入し、アジア諸国と共に麻薬の取り締まりや生態系保護、河川管理など、インフラ施設の建設と社会福祉の向上に取り組んでいる。一部のアジア諸国はアメリカの艦隊を必要としているが、中国からの投資も欲しがっている。同じアジアの国だからこそ、多くのチャンスを共有している」と述べました。(11/29 Lin、中原)

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