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中国版ツイッター「微博」、政府にも影響

2012-11-02 15:24:42     cri    

























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 ここ数年、中国では中国版「ツイッター」と呼ばれる「微博(ミニブログ)」が人気で、ユーザーが急速に増えています。ミニブログを通して公益事業に参加したり、政治について議論する行為が一般的になりつつあります。同時に中国政府もこの新しい動きに合わせ、公権力の行使が公開された形で行われるよう取り組んでいます。  

 中国社会科学院の調査によりますと、今年6月までに、中国でミニブログを利用している人はおよそ5人に1人いて、合わせて約2億7400万人となっています。1日の投稿数はあわせて1億を超えています。人気が高まるにつれ、ミニブログは注目される話題に影響を与え、または話題を作る力を持つようになりました。ミニブログの影響力に目をつけ、10年以上の記者経験を持つ鄧飛さんは仕事の中心をミニブログへと移しました。鄧さんは、「私は記者だが、ボランティアも行っている。これまで貧困地域の子どもに無料の食事を提供する事業や渡り鳥の保護、子どもの誘拐の取締りなどの公益事業に携わってきた。この中で記者としての責任も果たし、記事を書いて、職権の乱用や腐敗問題などに対する監督や批判などをしてきた。でも今は主にミニブログという私的なメディアを通じて意見を発表している」と語りました。

 この2、3年は中国政府もミニブログの重要性を認め、ミニブログを利用する政府機関が増えています。中国のミニブログ大手サイト「シナウェイボー」(新浪微博」の統計では、今年9月末までに政府系のミニブログの数は5万件を超え、その範囲は34の省、市と自治区の公安、衛生、観光など各機関にわたっています。これについて、中国人民大学公共政策研究院の毛寿龍副院長は、「ミニブログによって、これまで見過ごされていた新たな課題を含む多くの問題が政策づくりの参考になるケースが増えてきた。政策や市民の利益にかかわる事については、政策づくりの段階で、一般市民の意見が反映されている。ミニブログは、政策の制定から実施までにかかる時間を短縮してくれた」と話しています。

 中国共産党の機関紙「人民日報」のウェブサイト「人民網」の世論監視担当の祝華新さんは、「中国では経済の高成長に伴い、社会が様々な利益集団に分かれている。このため利益をうまく配分し、矛盾点を解消するためのメカニズムが必要となる。そこで政府系ミニブログが誕生した。政府はミニブログを通して、民間の意見を聞き、国民の情報を知る権利、参加する権利、意見を発表する権利と監督する権利を保障している。これまでの一方的な政策発表から、現在の政府と民間との双方向のコミュニケーションへと変わりつつあり、ミニブログは最も勢いのある媒介となっている。政府系ミニブログは、中国共産党の"時代と共に前進する"という新たな執政理念を反映している」と話していました。

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