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スイスで「中国釣魚島及び南海諸島主権シンポジウム」開催

2012-10-29 13:52:07     cri    

























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 スイスの華人華僑聯合総会は28日、ベルンで、中国の釣魚島及び南海諸島の主権問題に関するシンポジウムを開きました。チューリヒ、ローザンヌ、フリボーグなどからの出席者は領有権を持つ中国の釣魚島を占領した日本の行為を非難したと同時に、理性的に愛国の意思を示し、また如何に主権を維持するかについて提案まで打ち出しました。  

 出席者の多くはスイスで数十年暮らしている華人と華僑です。にもかかわらず、これらの方々は祖国への愛を一刻も忘れていません。総会の名誉会長を務めている趙元氏は「ここ数ヶ月間、複雑になりつつある情勢に、海外にいる中国人は注目している。私たちは愛国心を表すとともに、中国の領土を侵犯した日本の行為に憤りを感じ、これを非難する。同時に、どう対応するべきかについて、その答えを探り出したい」と、自らの心境を語っていました。

 代表たちはみな、中国政府が釣魚島の主権を維持するために取った積極的な行動を支持しています。副会長のコウ達明氏は、「釣魚島問題について鄧小平氏はかつて『才能を表に出さない』と『時には行動も必要だ』と述べたことがある。中国の監視船派遣の釣魚島巡視、釣魚島及び付属島嶼の領海の基線の発表、釣魚島付近海域の詳細な海図の作成などは、『時には行動も必要だ』」という表れではないかと発言しました。

 シンポジウムで、いかに主権を維持するかについて、意見や見方が交わされました。フリボーグ大学の楊志宏医学教授は、社会問題と政治問題に関心を持ち、また独自の考えを持っています。楊教授は「対抗は問題の解決に役立たず、主権問題の解決には、政治的な知恵が必要だ」と見ています。

 楊教授は、「釣魚島問題だけでなく、南海周辺の国々との関係に触れる場合、私たちのものならば、しっかり守っていくべきだという原則に従うべきだ。それから、争いのある場合は、区別して柔軟に対応すべきだ。完全対抗と言うやり方には賛成しない。それは、現在世界でグローバル化が進み、協力は勿論必要だし、一方対抗も必要だ。問題の解決には政治的な知恵が求められている」と指摘しました。

 一方、中国国内で起きた反日デモで表れた一部の過激行動について、代表らは「理性的に愛国の意思を示し、無茶なことをやるべきではない」と見ています。

 章新潤氏は今年82歳で、中華民国が派遣した最後の留学生の一人で、かつて中国スイス友好協会の会長を務めました。1949年新中国成立後、すぐに新中国のパスポートを手に入れました。日本製品を買わない動きについて、「考えはいいが、大事なことではない。最も大事なのは、直面している状況にどう対応すべきかということである」と指摘しています。

 また、スイス華人華僑聯合総会の柯国強会長は、「日本人を人身攻撃してはいけない。これは国を愛し、国民を愛する行動ではない。かえって国と国民の利益に損害を与えてしまう。だから冷静さを保ってほしい」と呼びかけました。(朱丹陽)

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