アメリカホワイトハウスの11日の発表によりますと、オバマ大統領は雇用増加を速めるため、融資支援や行政審査手続きの簡素化などの措置を講じ、小企業を支援していくことが分りました。

　ホワイトハウスの声明によりますと、オバマ大統領は連邦政府が政府の主な下請け会社への支払い速度と大手下請け会社が小さな下請け会社への支払い速度を速め、またSBA・小企業管理局を通じて小企業への融資支援を提供し、小企業の行政審査手続きを簡単にすることなどを要請しました。

　同日、アメリカ下院は、オバマ大統領が2010年に署名した医療保険改革法案の取り消しを投票により可決しましたが、民主党が主導権を握っている上院でのこの議案の可決は難しいとされています。ホワイトハウスは「下院でこの議案が可決されたとしても、オバマ大統領はこれを否決する」と発表しました。（白昊、kokusei）
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