アメリカのクリントン国務長官は8日東京で、日本の玄葉光一郎外相と会談を行った際、「アメリカは予定通り普天間基地に垂直離着陸輸送機オスプレイを配備する」と表明しました。
玄葉外相は席上、「今年4月と6月に起きたオスプレイの墜落事故に関する十分な情報を迅速に入手し、基地周辺の住民のオスプレイの安全性に対する懸念を取り除きたい」と要請しました。
それについて、クリントン国務長官は、「アメリカはオスプレイの配備計画に対する沖縄住民の懸念を理解している。日本にある米軍基地の装備の安全性を確保するほか、事故原因に関する調査が終わり次第、日本に調査報告を提供する」と語りました。
普天間基地は沖縄県宜野湾市の中心部に位置しており、安全性や騒音などの問題のため、アメリカ軍によるオスプレイの配備に反対する地元住民の声が日増しに高まっています。(Yin、大野)国際・交流へ
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