デンマークの公式訪問を終えた後、メキシコのロスカボスで2日間にわたって開かれたG20第7回首脳サミットに出席した中国の胡錦涛国家主席は21日に北京に戻りました。
胡錦涛主席は今月14日から16日までデンマークを公式訪問しました。これは中国とデンマークが国交を樹立して62年来、中国の首脳による初めての北欧国家訪問となりました。訪問期間中、胡主席はデンマークのマルグレーテ2世女王と政府及び議会の指導者とそれぞれ会談し、二国間の全面的な戦略パートナー関係の推進や、共に関心を寄せる地域問題と国際問題について意見交換しました。
また胡主席は18日と19日の両日、メキシコのロスカボスで開かれたG20第7回首脳サミットに出席し演説を行いました。その中で「現在の情勢の下、各方面は国際金融危機の対応で収めた成果を強固にし、社会経済の安定と発展を維持し、持続的かつバランスのとれた世界経済成長の強い勢いを推進しなければならない」と述べました。さらに「各国は世界経済の安定した回復の推進を堅持し、国際金融体制の改革を促し、国際貿易の健全な発展を促進し、持続可能な発展を主張する」との意見を提案しました。(万、吉野)
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