ゲーノ副特使はまた「シリア国内の紛争は15カ月間続いているが、これまでの外交努力でも問題は解決されておらず、現状に対しては、強烈なシグナルを発することこそが影響力となる」と指摘しました。
アメリカのライス国連大使は「シリア政府がアナン特使の和平案を直ちに履行しなければ、安保理は制裁措置を含めた圧力を拡大すべきだ」との立場を表しました。
イギリスのライアルグラント国連大使はライス大使の発言に同調して、「安保理はシリア政府をはじめ、紛争各派に圧力を強めるべきだ」と述べました。
一方、ロシアのチュルキン国連大使は「シリア紛争の各派はいずれもアナン特使の和平案を履行しておらず、情勢はさらに悪化した」と非難しましたが、制裁反対の立場を堅持しました。(ジョウ、小野) 国際・交流へ
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