シリア中部で25日夜、32人の子供を含む92人が殺害されるという惨事が発生しました。これに対して国連のパン・ギムン事務総長はこの日、安保理に「テロ組織がシリアで爆発事件を起こした痕跡が認められる」とする報告書を提出しました。
人民日報の海外版は28日、社説を発表し、「テロ組織が暗躍する空間を作ってはならない。シリアで全面的な内戦が発生し、イラクの二の舞になることを防ぐために努めるべきだ」としています。
社説は「仮にシリアで全面的な内戦が勃発すれば、その影響はイラクを超え、中東地域に図り知れないほど恐ろしい結果をもたらす可能性がある」と指摘した上で、「シリア政府と反対勢力が国連とアラブ連盟のアナン特使の6つの提案に基づき、対話を通じて食違いを解決し、共通認識に達するよう各国は努めていくべきだ」と呼びかけました。(万、中原)国際・交流へ
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