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中ロ海上演習、相互信頼向上へ

2012-04-23 16:01:05     cri    

























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 22日午前8時、中国山東省青島付近で、「海上連合―2012」という中国とロシアの合同海上軍事演習が始まりました。今回の演習はここ数年の反テロをテーマにしたものと違い、海上における戦略的協力の可能性の模索や海上での新しい脅威や課題に対応する能力の向上などを目的に行われています。今日の中国リポートは、今回の中ロ海上演習についてお伝えします。

 6日間にわたって行われる今回の演習は、船舶の護衛や防空、捜索、補給、対潜水艦演習および実弾射撃訓練などが予定されています。中国で最高の軍事大学である国防大学の梁芳教授は、「今回はこれまでの両国海軍の協力における不足を補うものだ。中国とロシアはこれまで数回にわたって合同演習を行ってきたが、海上における演習は今回は初めてだ。海上での協力はかなり不足している」と述べています。

 今回の中ロ二国間大規模演習は7年ぶりです。前回は2005年に「平和の使命-2005」という演習がウラジオストックで実施されました。その後は、上海協力機構の枠組み内での反テロ演習に両国とも参加しただけでした。

 今回の演習は、反テロというこれまでのテーマと違い、海上での戦略協力の可能性をさぐることが目的とされています。中国海軍軍事学術研究所の李傑元研究員は、演習のテーマが従来の分野に戻ったことについて、「両国の戦略的パートナーシップの発展に伴い、海軍の共同作業水準や相互信頼関係が一層高まっている。これと同時に、新しい脅威や試練にともに直面しなければならない。そのため、協力の必要性が改めて認識されている。今回の演習は規模が大きくレベルも高い。双方から、第一線で活躍している重要な艦艇25隻が参加している。また、演習の内容も豊富だ。最も注目されるのは、これまでの反テロや航海の護衛を主とした目的ではなくなっていることだ」と述べています。

 また、演習の装備について、国防大学の梁芳教授は、「これまでと比べて、情報化レベルも戦闘能力も向上した。中国の艦艇は前回に比べて総合戦闘力が大いに伸びている」と述べています。

 ここ数年、中ロ両国の合同軍事演習は、協力の一つの形式として常態化してきました。中国側の総指揮官を務める中国海軍の丁一平副司令官は、演習について「第3国に対するものではなく、主な内容は、海上輸送路を共に守るためのものだ」と述べました。

 一方、日本や韓国などのメディアは今回の演習について様々な解釈をしているようです。中に、誤った報道も飛び交っていることについて、梁芳教授は、演習はあくまでも地域内における脅威や課題にともに対応する能力の向上のためであり、特定の対象者はいない。第三者の過度な解釈は必要ないと強調しています。(閣、大野)

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