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温家宝首相、中東欧4ヶ国を歴訪

2012-04-20 16:10:03     cri    

























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 中国の温家宝首相は20日北京を出発し、アイスランド、スウェーデン、ポーランドを公式訪問するほか、ドイツのハノーバーで開催される産業専門見本市の開幕式などに出席します。

 温首相の今回の歴訪の中で、中国はドイツやスウェーデンなどと、実務協力の拡大を目指す協定に調印し、グリーン経済や持続的な発展、投資の促進に関する強い意向を表明します。

 ここ数年、中国とEUはより緊密に協力関係を結んできました。去年、双方の貿易額は5600億ドルを超え、近いうちに、双方にとって最大の貿易パートナーになる見込みです。中国現代国際関係研究院欧州研究所の馮(ふう)仲平所長の話です。

 「中国は重要な市場であり、ヨーロッパの国々は技術面で優れている。つまり、双方は相互補完性がとても大きい。現在、中国とEUの関係には一部に競争もあるが、協力できる部分は大変大きい。温首相が今回訪問する4カ国は、輸出や投資だけではなく、発展モデルや社会管理、知的所有権保護といった分野でも協力を展開する可能性がある」と語りました。

 また、蒋耀平商務次官は次のように述べています。「中東欧の諸国はヨーロッパの新しい市場だ。現在、欧州債務危機によってもたらされたマイナス面の影響があるが、影響は一時的なもので、優れた立地条件やしっかりした工業基盤、労働者の資質や低コストなどの優位性により、市場のポテンシャルが大きい。中国と中東欧の国々は伝統的な友情を保ち、協力を拡大する強い意向がある。双方は経済成長方式の転換や産業構造の調整と改善などの面においても協力の可能性はとても大きい」と述べました。

 2010年上半期に深刻化した欧州債務危機は、沈静化に向けた兆しが見え始めましたが、依然としてもやが垂れ込めています。去年開催されるはずだった第14回中国・EU首脳会合も4カ月遅れて、今年2月ようやく開かれました。温首相は今回欧州を訪問し、一部の国の首脳と債務問題について突っ込んだ意見交換を行うことになっています。

中国現代国際関係研究院欧州研究所の馮仲平所長の話です。「現在、世界ではユーロ悲観論が広がり、EU解体の恐れもあると、欧州衰退を唱える国がある。われわれは欧州がいずれ危機から脱出し、世界の中で重要な役割を発揮すると信じている。これが、EUと包括的な戦略パートナーシップを引き続き強化したい理由だ」と話しました。

 「中国リポート」、今日は、温家宝首相の欧州歴訪について、「中国とEUの実務協力の今後は期待できる」と題する中国国際放送局記者のリポートをお伝えしました。

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