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中米共同コミュニケ、調印40周年を迎える

2012-02-28 15:36:32     cri    

























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 今年2月28日は「中米共同コミュニケ(上海コミュニケ)」発表から40周年を迎える記念日です。40年前、中米両国の指導者は、すばらしい政治的知恵と未来を見越す卓見を持ち、しっかりとチャンスを掴み、ニクソン元大統領の中国訪問を実現させ、中米共同コミュニケの調印で、両国関係を打開しました。40年後、世界で大地を揺るがすほどの大きな変化が起きつつある現在、このコミュニケの深い意義を、より深く理解できます。

 第一に、ニクソン元大統領の中国訪問及び中米共同コミュニケの発表は、中米関係の転換点となり、両国は20年にわたる対峙関係を終結し、正常化に向けて新しい1ページを開きました。1972年に発表された中米共同コミュニケでは、中米双方は両国の社会制度の違いを確認したうえで、平和共存五原則に基づき関係正常化を実現し、各分野での交流を拡大し、二国間貿易を行うことで合意しました。

 第二に、中米共同コミュニケは、国際的に「一つの中国」の原則を確立することに極めて重要な意義を持っています。中米関係では、台湾問題が根本的な問題です。中米共同コミュニケでは、米国は「中国は一つしかなく、台湾は中国の一部分であるとする中国側の主張や立場を認識し、この立場に異議を提出しない」と述べました。これは国際的に「一つの中国」という原則を樹立することに極めて重要な意義を持っています。

 第三に、中米共同コミュニケの発表は、中国の国際環境を改善しました。まず、中国の対外戦略上、同時に複数の敵対国が存在していた状況を改め、中国の安全環境を著しく改善しました。次に、1971年下半期、中国の国連での合法的な地位の回復及び中米関係の改善という二つの出来事が、中国の外交を大きく促しました。傍観的な態度だった西側諸国は、相次いで中国と国交を樹立しました。最も顕著な例は、日本がニクソンショックを受けて、1972年9月、中国と国交を正常化させたことです。

 第四に、中米関係の改善は、世界的平和を維持することに貢献しました。まず、中米関係の改善により、アジア太平洋地域の情勢は全体的に緩和しました。これと同時に、米国と旧ソ連の関係も緩和しました。1972年5月、ニクソン元大統領はモスクワを訪問し、旧ソ連の指導者と弾道弾迎撃ミサイル制限条約を締結し、冷戦時代及び冷戦終結後の世界平和の維持に役割を果たしました。

 中米共同コミュニケ調印から40年が経ちました。中米関係の発展は順風満帆とはいえないものの、40年前、もっとも楽観的な人でも、現在の両国関係の発展は予想できなかったことでしょう。40年の事実が立証しているように、中米両国の友好と協力は、大勢の赴くところであり、人々の願いでもあり、止めることも逆行することもありえません。中米関係は必ず、より明るい未来を迎えることでしょう。(ZHL)

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