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米専門家、「中米間の戦略・経済対話は成熟期しつつある」

2011-05-06 15:41:30     cri    























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 第3回中米戦略・経済対話が9日と10日にアメリカのワシントンで開かれます。アメリカの多くの専門家は「去年、両国関係はいろいろな試練を経てきており、今は安定している。これまで2回の対話は双方の相互信頼を深めた。今回の対話の雰囲気は以前よりも和やかになり、議論の内容はこれまで以上にバランスの取れたものとなるだろう。これは両国のこのメカニズムが成熟しつつあることを物語っている」としています。

 アメリカの中国問題専門家アルバート・ケイデル氏は、去年のギクシャクした両国関係に比べ、年末以降の中米関係は安定期に入った、これは第3回対話に良好な雰囲気を提供する」と述べたあと、「両国の関係者は今回の対話のため、多くの議題について事前交渉している。また、両国の高官は頻繁に相互訪問を行い、これによって米中関係は回復しつつあり、相互理解も深まってきた」と話しました。

 キッシンジャー中米関係研究所の主任であるロイ元中国駐在大使は、「中国の胡錦涛主席が今年初めアメリカを公式訪問したことは、両国関係の推進に重要な役割を果たしている。第3回対話は胡主席のアメリカ訪問の後続活動だ」と位置づけています。

 中米間の戦略・経済対話メカニズムは2009年に発足し、これまで2回行われました。中国の胡錦涛国家主席の特別代表である王岐山副首相と戴秉国国務委員がアメリカのオバマ大統領の特別代表であるクリントン国務長官とガイトナー財務長官が今回の対話を主宰します。

 この中米間の戦略・経済対話には戦略と経済という2つのラインでの意思疎通が必要であり、それぞれ独立しながらも関連しているのです。これについてブルッキングス研究所ジョン・ソーントン中国センターのリーバーサル主任は、「前回の対話は、経済というラインに偏っていたが、今回対話では安全保障問題が新しい内容に組入れられ、戦略と経済という二つのラインのバランスが取れることになる」と語ったあと、「今回対話では安全保障分野の問題が大きなシェアを占めるだろう。これまでの2年間、アメリカは安全保障分野での対話を広め、軍当局間の対話を外交などの対話メカニズムに組み入れようと図っており、今回対話ではこの分野で進展が見られるだろう」と話しました。

 今回対話で議論される経済問題について、リーバーサル主任は「議題も例年に比べていくらか変わるかもしれない。私の考えでは人民元の為替レートの切上げ問題についての議論が少なくなり、中国企業のアメリカでの投資についての議論が行なわれるだろう。イノベーションと政府の買付けは去年出された問題であり、いまは一年を経ていろいろなことが分かってきているので、今回対話でもこれが中心的な議題になるだろう」と語っています。

 専門家は「中米間の協力パートナーシップの真の構築は容易なものではない。しかし、率直な意見交換は摩擦と障害を減らすためにはプラスになる」としています。(担当:任春生)

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