胡主席は講演の中で、「中国の科学技術の発展は革新、飛躍、融合と持続可能な発展の道を歩んでいく。科学技術成果を現実の生産力に転換することを加速しなければならない」と述べました。
11月3日に、中国が独自に開発した「天宮1号」と「神舟8号」はドッキングに成功しました。中国は世界でドッキング技術を有する3番目の国となりました。これは中国有人宇宙プロジェクトの重要な構成要素でもあります。
胡錦涛主席は、「中国の科学技術レベル、特に独自の革新能力は世界の先進レベルに比べ差が大きく、革新型国家を建設することは重い任務であり、道のりは長い」と述べました。その上で、自力更生、独自の革新による科学技術の発展、力を集中させ、難題を突破すること、経済と民生にサービスを提供すること、未来を長い目で見通すといった4つの提案をしました。
また胡主席は「全ての革新的な考えを尊重、支援し、全ての才能を発揮させ、革新成果を確認するべきだ」と述べ、「なすべきこともあれば、すべきでもないこともあるという原則を堅持しなければならない。前もって、中国科学技術発展の全般的な計画を打ちたて、国家の長期的な発展をリードする作用がある一部の重要なプロジェクトに取り組むべきだ。中国は科学技術の進歩を国家の発展戦略、経済、社会発展の目標にし、日増しに増える国民の物質と文化に対するニーズと結びつけ、科学技術成果を現実の生産力へ転換することを速め、国民に利益をもたらすべきだ」と強調しました。
さらに、胡主席は、「中国人民は各国の人々と手を携えて共に前進し、宇宙の平和開発と利用という正しい方向を堅持し、宇宙分野とその他の分野における国際協力を絶えず強化していく」と示しました。(董燕華、吉野)
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