中国の胡錦涛国家主席は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)第19回非公式首脳会議に出席した後、現地時間14日午前、アメリカのハワイを離れ、帰国しました。
APEC第19回非公式首脳会議は13日にハワイで開かれ、「ホノルル宣言―緊密につながる地域経済へ」および4つの付属文書を発表しました。胡錦涛国家主席は会議で『発展方式を転換し、経済の成長を実現させる』をテーマにした講演を行い、貿易と投資の自由化と利便化を全面的に推進し、アジア太平洋地域のグリーン経済の成長を促進する協力、および経済構造の改革と規制協力を強化するなどの主張を提出しました。
会議期間中、胡錦涛主席は、アメリカ、日本、ベトナム、カナダの首脳と会談を行いました。アメリカ首脳との会談では、双方が一致して、当面の情勢の下での中米両国の意思の疎通と協力を強化する重要性を強調したほか、共に努力し、中米協力のパートナーシップを絶えず推進していくことを示しました。胡主席は、「中米関係はすでに重要な時期に入った。両国は引き続き、戦略的な相互信頼を強化し、相互の核心利益を尊重し、互恵共栄と共同発展を重視し、共に、当面の国際経済金融危機に対応し、国際問題での協調を強化していくべきだ」と強調しました。(董燕華、kokusei)
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |