胡錦涛国家主席は23日北京で、中国を訪問中のトルクメニスタンのベルディムハメドフ大統領と会談を行いました。この中で、胡主席は両国関係の推進について五つの提案を行いました。
これらの提案は、一、友好信頼関係のレベルアップを図ること。中国はトルクメニスタンとのハイレベル往来を強化するとともに、政府間、立法機関間、政党間の交流を拡大して政治的相互信頼を深めていく。二、両国の実務的協力をさらに推進していくこと。双方はエネルギー分野での協力を強化し、長期的かつ安定的なエネルギー・パートナーシップを確立し、交通、通信、化学工業、紡績、農業、医療衛生、ハイテクなどエネルギー以外の分野でも協力を強化し、協力のいい環境を整えていく。三、文化面での協力を拡大すること。四、安全維持の面で協力を強め、3つのテロ勢力と国際犯罪をきびしく取締り、本国と本地域の安全を確保すること。五、国際問題や地域問題における協力と連携を強化し、世界平和と共同発展のために貢献していくということです。
これに対し、ベルディムハメドフ大統領は「トルクメニスタンは、中国の平和統一と領土保全を支持し、「一つの中国」原則を堅持し、いかなる形による台湾独立にも反対するとともに、3つのテロ勢力と国際犯罪の取締りで中国と協力を強化していきたい。また、国連をはじめ国際組織においても協議や協調を強化し、発展途上国の利益をしっかり守っていきたい」と述べました。
会談後、双方は両国の友好協力に関する共同声明および、トルクメニスタンが中国に天然ガスを提供する協定に調印しました。(ミン・イヒョウ)
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