この報告書は国連経済社会理事会によるもので、「高い失業率、ユーロ圏の債務危機、先進国の財政緊縮政策などの影響を受け、世界経済の成長は鈍化し、二番底に陥る可能性が大きい」と指摘しました。また、世界経済は緩やかな伸びを保ちながら成長していくのか、それとも再び衰退に陥るのか、2012年は重要な時期だと見込まれています。
報告書はまた、2012年世界経済の成長率を2.6%に下方修正しました。これは、2011年の2.8%、2010年の4%よりずいぶん低いものです。さらに、財政の緊縮政策を急がないよう先進国に呼びかけ、国際社会が協調を保ちながら、刺激策を講じ、インフラ整備やエネルギーの効率化を促し、持続的なエネルギー供給や食品安全などの分野への投入を増やすよう提案しました。(12/02 Lin、志摩)国際・交流へ
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