『国連気候変動枠組条約』事務局のフィゲレス事務官は「今回の会議は去年メキシコで開かれたカンクン国際会議の合意事項を実施すること、及び『京都議定書』に変わる温暖化対策の次期枠組(ポスト京都議定書)の推進という二つの分野で進展を遂げる必要がある」と強調しました。
欧州委員会はコミュニケを発表し、2012年以降の温室効果ガス排出を抑制するロードマップを制定してほしいと期待を示しました。「ロードマプがあれば、EUはポスト京都議定書を受け入れる可能性がある」としています。
一方、アメリカのトッド・スターン気候変動担当特使は「ダーバン会議ではアメリカは京都議定書問題について他国と協議するつもりはない」と述べました。
イギリスのジョン・アシュトン気候変動問題特別代表は「他の先進国が大幅な排出削減を約束することを期待している」と語りました。(ZHL、志摩) 国際・交流へ
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