国連は23日ニューヨーク本部で、25日に迎える「女性に対する暴力撤廃国際デー」及び国連の「女性に対する暴力をなくすための信託基金」設立15周年記念イベントを開催しました。パン・ギムン事務総長は席上、女性に対する暴力を撤廃する中で若者の役割を発揮するよう、国際社会に呼びかけました。
パン事務総長は、「女性や少女に対する暴力・人権侵害行為は世界各地に広く存在する。発展途上国でも先進国でも、こうした暴力が驚くほど普遍的に存在しており、女性が完全な平等を享受することを妨げる大きな障害だ」と述べました。
また、「暴力・人権侵害を受けない状況で生活することは、女性や少女が享受すべき基本的権利であり、国際人権法と人道主義法に定められた権利でもある。各国政府は女性に対する暴力を撤廃する中で若者の役割を発揮させ、公正、平和、平等な世界を構築するため努力すべきだ」と強調しました。(玉華、中原) 国際・交流へ
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