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文化体制改革、中国外交に新しい要素を注ぐ

2011-12-01 17:02:02     cri    























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 中国共産党は第17期中央委員会第6回全体会議で中国の伝統文化を現代文化と融合し、中華文化を世界に広め、中国に対する世界の理解を深めるという理念を打ち立てました。このことからもわかるように、中国の世界での台頭には文化体制戦略の成功が不可欠です。文化体制改革の深化は中国に対する外国の誤解を解消することにつながるだけでなく、中国の国際イメージのアップにとっても有利です。また、中国が世界の政治および経済システムに溶け込むプロセスを加速する後押しになるとみられています。

 まず、文化体制改革の深化は中国の対外政策の利益目標と政策行為を決定付けると同時に、中国の平和外交政策の戦略手段や行動方式に大きな影響を及ぼし、さらに中国の外交をめぐる研究方法に影響を与えることになります。例えば、中国の伝統文化である「協和万邦」、つまり諸外国と協調和合していくという理念は今後の外交活動に根付いていくこととなり、これは中国が提唱する「調和の取れた世界作り」という概念を導くものでもあります。

 次に、文化体制改革の深化に伴い、中国は外交上の矛盾や紛争に対し、和合思想を基盤として問題の解決を図っていくことになります。和合思想の「和」は「平和」を意味し、「合」は協力と寛容という意味を指します。つまり、各国が小異を残して大同につき、共に生き共に長じることです。例えば、最も複雑な国境問題について、中国政府は「平等に協議し、互いに理解して譲り合う」という精神に基づき、隣国と国境条約や合意書を交わしています。また、紛争が存在する土地について、中国政府は「一旦紛争を横に置いて、共同開発を進める」方針を打ち出し、地域情勢の安定に大きな努力を尽くしてきました。

 これと同時に、文化体制改革を深化することで、中国の外交は地域や文明などさまざまな型を打ち破り、相互理解と融合を通じて、中国文化の一部の要素を全人類が共有する文化資源へと転化させてきました。この点においても、中国の伝統文化を世界に向けてPRすることは、中国外交にとって潜在的で恒久的な役割を果たしています。これは中国の外交交流の舞台であるだけでなく、中国の国際戦略上の資源に計り知れない効果をもたらすことになります。

 中国経済および社会の持続的な発展と総合的な国力の向上に伴い、5000年の悠久な歴史と文化を持つ建設的な世界の大国として、中国の文化体制改革は調和の取れた世界の創造に大きな貢献を果たすだろうと見られています。(HJ)

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