北京市計画委員会の関係者によりますと、建築の保温性能を向上させるため、外壁と天井の保温対策やより良い保温性のある外窓を設置するなどの措置が取られるということです。それと同時に、新築、改築、増築の住宅の東と西の外窓には夏に「日傘」を取り付けます。この「日傘」は可動式日よけ設備で、夏の太陽の暑さを遮り、クーラーのエネルギーが大幅に節約できるようになります。
今後、新築、改築、増築の12階以下の住宅には太陽エネルギー給湯システムが設置されるようになります。12階以上の住宅はソーラーパネルの有効設置面積などの要件により、強制的に太陽エネルギー給湯システムを設置させるかどうかが決められます。これは中国で初めて基準に基づき、太陽エネルギー給湯システムを強制的に設置させる施策となります。
現在、北京の省エネ基準は65%で、住宅の1平方メートルあたりの暖房は8.82キログラムの石炭が消費されています。75%の基準を実施すると、1平方メートルあたり6.3キログラムの石炭消費になります。(陳博、小野) 暮らし・経済へ
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