国連のパン・ギムン事務総長と第66回国連総会のナセル議長は2日トリポリ入りし、リビアでの訪問を始めました。これはカダフィ政権崩壊後、パン事務総長が初めてリビアを訪問したものです。
パンギムン事務総長はその際、「今回訪問の目的はリビア国民が自由を求め、民主事業を行うことを強く支援し、リビア政権運営当局が広い分野で共通の認識をもち、国民を団結させ国の安定と秩序を回復させ、民族の和解活動を促すのを励ましていくことにある」と語りました。
パン事務総長はまた、リビアの関係各方面に公共の安全、武器の押収、暫定政府の設置など一連の問題でいち早く合意に達するよう呼びかけました。
一方、NATO・北大西洋条約機構はリビアでの軍事行動を終了させましたが、ロシア外務省は2日声明を発表し、NATOのリビアにおける軍事行動に多くの疑問を抱いており、関係各方面が今回の軍事行動を真剣に分析し、そこから教訓を汲み取るよう呼びかけました。(Lin、林)国際・交流へ
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