国連安保理は27日、今月31日をもってリビアでの飛行禁止空域設定を解除し、NATO・北大西洋条約機構が実施してきた軍事作戦を終了させる決議案を全会一致で採択しました。
この決議案では「リビア当局は報復、恣意的な拘束、不当な監禁、裁判なしの処刑などを防ぐために適切な措置を取る必要があり、外国人とアフリカ移民を含むリビアの民衆を守る責任がある」と強調しています。
同じ日、NATOのラズムセン事務総長はベルリンで「NATO理事会は28日ブリュッセルで、リビアでの軍事作戦終了について正式に決定した」と発表した上で、「リビア当局に必要があれば、NATOは、防衛や安全機関改革など政権移行でリビアをサポートする用意がある」と述べました。(ミン・イヒョウ)国際・交流へ
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