中国全国人民代表大会常務委員会の周鉄農副委員長は29日北京で、台湾海峡両岸は共通の歴史認識に基づき、互いに信頼を深めるべきだと述べました。

　これは、周鉄農副委員長が辛亥革命100周年の座談会で述べたものです。また、「共産党や国民党、台湾海峡両岸の同胞らの努力により、両岸の関係はここ数年、平和発展の道において絶えず新たな展開を生み出してきた。今後も『九二共通認識』を互いの政治の基礎として、安定した両岸関係と台湾情勢を維持し、その成果の拡大に努め、交流を深めることで、両岸の人々に恩恵をもたらし、両岸の平和発展の道において更なる発展が生み出され、中国の平和統一実現への未来が益々明るくなる」と述べました。（劉叡、中原）