会員登録

 世界銀行、「世界経済の重点は発展途上国へ」

2011-08-14 13:11:55     cri    

 オーストラリアを訪問中の世界銀行のゼーリック総裁は13日に、「現在世界ではグローバル金融システムが再確立され、経済の重点が中国、インド、ブラジル、東南アジアなどの発展途上国と地区へ移っている」と述べました。

 ゼーリック総裁はこの日のインタビューに答え、「金融危機以降、新興経済体の経済は順調に成長している。一方、先進国の経済回復状況はあまり良くない。欧州の債務危機により、世界経済はさらに危険な段階に入っており、見通しはいっそう不確定になっている。また、アメリカの経済問題に比べ、欧州経済問題はより深刻である」と指摘しました。

 このほか世界経済の現状について、ゼーリック総裁は、「金融危機の時とは異なり、2009年のような突発的な危機が発生する可能性は小さい」との見方を示しました。(訳:玉華・吉野) 国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS