米国債格下げ問題と欧州ソブリン危機により国際金融市場が動揺していることから、G20とG7は7日、それぞれ電話による緊急協議を行いました。

　G20の財務次官は7日電話会議を開き、米国債格下げ問題と欧州ソブリン危機が市場に与える衝撃を最小限に抑えるための協議を行いました。政策面における協力を強化し、金融情勢に共同で対応することで同意に達したということです。

　一方、G7も7日、財務次官による電話会議を行い、金融市場の安定化を図るため閣僚級協議開催の必要性を確認しました。早ければ、G7の財務相と中央銀行総裁は、8日のアジア市場の取引が始まる前に電話会議を行い、その後共同コミュニケを発表する見込みです。（訳：FUYING チェック：大野）

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