アメリカのオバマ大統領は6日、アメリカ経済の振興と、財政の持続性強化のために、共に措置を講じていくよう議会の民主・共和両党に呼びかけました。
オバマ大統領は「アメリカ議会の両党が合意した赤字削減法案は正しい道に歩みだした第一歩だが、合意までかなり時間がかかった上に、両党の食い違いも多く残っている」と指摘しました。過去数週間、ホワイトハウスは、社会福祉や税制の改革などを通じて政府の赤字を大幅に削減すると共に、様々な政策によって就業機会の拡大と経済発展を実現していくことを強調しました。さらに、オバマ大統領は「アメリカには、財政と経済の課題に対応する能力も誠意もあることを、投資者に証明する必要がある」との考えを示しました。
一方、格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、アメリカ国債の長期信用格付けを最上級のトリプルA(AAA)からダブルAプラス(AA+)に1段階引き下げたと発表しました。アメリカは格付け開始以来70年で初めて、最上級の格付けを失いました。(翻訳:Katsu チェック:大野)
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