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チベット遊牧民、安定した生活に満足

2011-07-15 13:39:33     cri    

























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 チベット北部にあるナクチュ(那曲)地区のバ青県は標高が4500メートル以上で、厳しい自然条件にあります。5年前、チベット自治区政府はこの地区を対象に安定した生活をめざす「安住プロジェクト」を実施し始めました。これにより現地の住民の生活スタイルは遊牧から定住へと変わり、安定した暮らしを楽しんでいます。

 遊牧民のソランザバさんのお宅を訪ねました。明るい応接間、木製の床、モダンな家具や家電製品……ソランザバさんの笑顔からは幸せな生活ぶりが覗けます。チベットならではのバター茶をご馳走してもらいながら、ソランザバさんにいろいろと伺いました。

 実は十数年前、ソランザバさんは遊牧区に住んでいて、決まった住居はなかったそうです。ソランザバさんは「昔、わたしたちは遊牧生活をしていた。テントが家でした」と話しました。

 1993年に子どもたちにより優れた教育を受けさせるため、ソランザバさん一家は遊牧区から県都の近くに引っ越してきました。当時の話をソランザバさんは「僕は、ちゃんとした教育を受けていなかった。ヤクと遊んで育ってきた。自分の子どもを学校に行かせて、知識を身につけて良い将来を過ごせるよう、遊牧区を離れてここに引っ越したのだ」と語りました。

 ソランザバさんの決断は賢明なものでした。いま、ソランザバさんの長男ソナンジェワンさんは県の警察隊で仕事をしており、長女も衛生局に就職しました。この2人以外の子どももいま学校に通っています。このような状況を見てソランザバさんは父親として誇らしく思い、喜びを隠せません。

 また、一家の生活を振り返り、長男のソナンジェワンさんも感無量の面持ちで、「当時、引っ越しをしなければ、僕らは学校に行くチャンスがありませんでした。ましてこんなに素晴らしい仕事に就職することなんて、出来なかったでしょう。自分の名前さえ書けなかったと思います。教育は僕らの運命を変えたとも言えます」と話しました。

 2006年、バ青県で遊牧民の安住プロジェクトが実施されました。そして、2009年、ソランザバさんはこの恩恵を受けて自宅を改築し拡張して、現在のような300平米の新居を建てました。ソランザバさんは「子どもたちに優れた教育を受けさせることもできたし、わが家の生活や収入なども大きく変わった。これは共産党のおかげだ。今の生活に大満足だ」と嬉しそうに語りました。(07/15 訳:Lin)

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